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2016/05/23

[韓国映画] 黒い家(2007) おまけ


すまぬ!今作ってる最中よ。
風呂入ってくるわ。



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で、風呂から上がって書きました。

いつもの、お写真おふざけコーナ~!
もう勝ってにせーってか。

ありがとー。じゃ、勝手にさせていただきまする。

※ネタばれ注意!

黒い家というほど黒くなかったのよね。
でもロケ家としては最高のおどろおどろしさ。
どこからかひょこひょこ歩いてくる。
でた!名わき役パク・チュンベさん。
いろんな映画に出てます!
ごめんなさい。あたし、あなたが犯人だと思ってたわ。
     指狩り族っていったいなんの意味があったんだろう。
     はぐはぐ。そしてむしゃむしゃ食べる。おえ。

ぼさぼさ。どーせ非公認キャラクターにもなれない
ふぬぬぬぬぬ。
しつこくてごめん。パクさん、あまりにもいじりやすすぎ!
おめー、おれの出番がねーじゃんかよー。

はやくあたしを出しなさいよ。
でました。ユソンさん。
見覚えあるんだけど、初め誰だかわかんなかった。
「母なる復讐」で母親役を演じた人ね。
きれいな中に冷たさを秘めたかんじ。

         「母なる復讐」
         ここでも包丁ふりまわしてました。

「黒い家」 ふりまわすの止まらない~


では、最後に。
原作者の貴志祐介さんは「黒い家」に出演したそうですが、編集でカットされたんですってね。
知らなかったわー。保険の窓口で相談する客役だったらしいけど、残念。

このファン・ジョンミンさんと一緒に映っている写真。
とってもいいですね。


原作者の貴志祐介さんとファン・ジョンミンさん
Innolife.netより
韓国と日本がほんとうの意味で友人となる日が来ないかな。
わたしはいつもいつも心から願っている。

さて、社畜は寝ます~。
おやすみ~。

[黒い家 その1]  [黒い家 その2]

[韓国映画] 黒い家(2007) その2

[その1へ]

④残念だったのは動機の欠如

そう。残念だったのは、やはり犯人の動機。

ホラサスでは、犯人の動機こそがわたしの最大の関心事!
(以後、ネタばれどっかん!注意!)


この動機が同情できるものなら、わたし的にはこの映画の評価は高かった。
(すまん。えらそーだあたし)


でも、残念なことにどうしても犯人の奥さんに同情ができなかった。
そこが個人的にはとてもとても残念でした。

イファ。またの名をサイコ奥様
動機どころか、どーして奥さんがこれだけサイコチックになったのかが見えない。
どこにも説明されていないのよね。

ただ、いきなりある段階から、

「この奥さん、
めっちゃやばいんじゃないの?もしかして?」

って悪寒が走る。

そこからずーっと何だか良く分からないけど、
奥さんのサイコチックがやばい!やばい!やばい!の連発連続・・・


見ている間は気が付かなかったんだけど、
動機を振り返って考えた時に、この動機欠損部分だけが際立って惜しく思えた。

それならそれで、あのままイファが冷徹なサイコ奥様として最後まで突っ走ってくれたらよかったんだけど、

最後の最後、どうやらしくじったみたいよ。

彼女は、とうとう人間らしいところを見せちゃったのよ。

雨どしゃぶり。
最後はけっこーこういうビルの屋上って多い

終盤戦。ジュノは、サイコ奥様に殺されかける。

ジュノは必死に抵抗し、彼女を病院の屋上から階下へ突き飛ばしたんだけど、
自殺した弟のことを思い出して、
「人間なんだ(だからこんなことしてはいけない)」と

なんとサイコ奥様を助けようとする。


落ちかけたサイコ奥様の手を握って離さない。
自分も腹を刺されたりむちゃくちゃされてるのにだ。

あたしは、
うわー!ジュノ!
あんたはなんてしょーもない情けをかけるんだ!

とうろたえた。

しかし、まあここまでは許そう。だってジュノは優しい人だから。

サイコ、てめー、おもてーんだよ!

そして、ここがクライマックス。

このサイコ奥様、ふと悲しそうな表情をしたと思ったら、
なんともっていた包丁でジュノの手を切り落下していった・・・

ひゅーん。どか。
サイコ奥様ー!って叫んではいないけど。


どーせサイコよ。あばよー!
ここよここ。
あたしが残念でたまらないのはここ。

ジュノが弟の死に責任を感じて人の死をもう見たくないから、サイコを助けようとしたのはつじつまが合う。

でも、サイコ奥様がジュノの手を振り切って落ちていったのは、一体どういう演出なの???

これがあたしの最大の疑問。


あたしは、こういうサイコが人間の心を取り戻すってまず信じないタイプ。
サイコはしょせんサイコのような気がする(ごめんね全国の良い子サイコたち)。


だから、サイコ奥様が最後までジュノにしがみついて鬼のあがきを見せればよかったのにと残念でならなかった。

だって、映画は、サイコ奥様がこうなってしまった悲しい背景や動機を最後まで明らかにしなかったのだから、
この「情に満ちた」終わり方だけはつじつまが合わないでしょう?

で、なによ?
サイコ奥様は、じつはヒューマニズム奥様だったの?

サイコだろうとブスだろうと枯れ女だろうと、人間としての誇りや感情はあるって言いたいの?

でもさ、なんの脈略もなくいきなりこれって、演出としては唐突過ぎない?
お風呂に入ったら熱湯だったってパターンよこれ!


どう解釈しろってーの?監督。
あたしは置いてきぼりよ。




てなわけで、
韓国版「黒い家」、中途半端な終わり方だなーって思いました。
みなさんはどう感じたんでしょ?

わたしは、ホラーと言えど筋が通っててほしいタイプなんです。
そして、できるなら犯人に心から同情して泣きたい。
せや!もっといてもーたれ!と化け物に加勢したいのだ。

それが本音です。


監督、今度、脚本にあたしを雇ってほしい。
あたしなら完璧なホラサスを書きますからっ。


韓国と日本が、お互いにリメイク版を作りあうってほんとーになんてすばらしいんだろうって思う。

お互いの作品をお互いの感性で心をこめて作り上げる。
ほんとうにステキなことだと思う。
わたしたちはほんとうに切磋琢磨のいい関係を作り上げてきたんだと思いたい。政治的に糞の時代が続いてもだ。


とくに韓国の感性にたくさん触れて、韓国の人々の感性を理解したいと思う。

だから、
わたしのレビューは、韓国愛に満ちたものなんです。

でも、たくさん批判も書きます。
おふざけも書きますから。
ごめんしてよー。



[韓国映画] 黒い家(2007) その1

監督:シン・テラ
出演者:ファン・ジョンミン、 カン・シニル、 ユ・ソン、 キム・ソヒョン
収録時間:104分

Story
貴志祐介のベストセラー小説を再映画化した韓国ホラー。生命保険会社の査定員、チュン・ジュノはある日、面識のない顧客の家に呼び出され、衝撃的事件の目撃者にされる。以来、彼の私生活が脅かされるようになり…。ショッキングな残虐描写が話題に。 (詳細はこちら)




※ネタばれあり。注意。

これって、1999年日本で公開された「黒い家」のリメイク版なんですってね。

そういえば、昔見た覚えがあるわ。

めっちゃくちゃ大竹しのぶさんが怖かったのを覚えてる。
とにもかくにも、ちびりそーなくらい怖かった。
狂気そのもの。

あの方、ああいう役って鉄板よね。
「兆(きざ)した」女を演じさせたら大竹さんに勝る女優って日本にいないと思う。
感情をなにひとつ感じさせないってのがすごかったわ。

人間なのに100%野生動物。



さて、この韓国版「黒い家」、なにから書こうかな。
まず、良かった点から書こう~。


①ファン・ジョンミンさん主演


ずぼらな私は見るまで知らなかった。

見てびっくりした。ええええええ???
こんなメジャーで実力派が、いいのー???

タイトルからしても三文ホラーなのに。
俄然うれしくなった。
こりゃ気合入れてみるぞーって。

9年前か。若いわー。
ファン・ジョンミンさん、肌がぷりっぷりっ。
(保険調査員:ジュノ役)


②映像がびっくりするほどきれい

というか、近距離撮影がめちゃくちゃ多いからかしら。

ファン・ジョンミンさんのお顔とかめっちゃ近くて大きくて、おまけに綺麗でうきうきドキドキ。

オカルト映画だから、顔の表情から感じられる緊迫感を撮りたいために、これだけ接写が多いのかしらね。

役者さんは顔の演技が大切になるけど、気合を入れ過ぎて余計な表情をつくると、演技がチープになってしまう。

これって見た目以上の苦労があるかも。

首から上の演技多し。
手足が映らない顔演技ってむずかしいんだろうね。


③意外とストーリーがしっかり

そりゃそうだ。
数ある日本の作品の中から選んでリメイクしているんだから、構成的にはちゃんとした作品なんだろうと思う。

意味もなく、いきなり
スプラッターぎゃー!ではなく、ファン・ジョンミン扮する保険会社調査員が、ある家に起こった子供の不可思議な死を調査していく内に自分も災難に巻き込まれていくという話。

陳腐な展開はまったくなく、人間的にとても誠実な調査員ジュノといっしょに、わたしたち観客は真っ暗な謎の迷路に迷い込んでいく。

わたしはその時、大竹しのぶさんの顔を思い出すこともなく、
ただ犯人はだれなんだろう?ってドキドキしていたのだった・・・。


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