あらすじ：70年代、実在したソウルの音楽喫茶「セシボン」から生まれた伝説のフォークグループ Twin Folioをめぐる青春映画。
はふ…涙があふれる…
なんでこんなに胸がしめつけられるように、涙がはらはらこぼれるんだろう。
ああ、よかったわ…
あたしは昭和の女だから、建築学概論よりこっちの方がはまるわ。
フォーク！？なつかひー！
誠実に愛した人って何年経っても忘れられないんだろうね。
ハン・ヒョジュさんの可愛いこと。
何やってもこの子は華があるし、しかも演技が上手。
なんでかな。華の中に芯を感じる。
彼女のぶれない芯のような部分がきっと大勢の人をひきつけるんじゃないかしら。
うん。このイメージはずっと保つように努力してほしいものだわ。
この映画が制作されていた2014年、
ハン・ヒョジュさんは、軍隊にいる実弟（空軍士官）に関する裁判（キム・ジフン一等兵自殺事件）で女優生命を絶たれるかと思われるほど大衆からバッシングを受けてたね。
この映画が公開された時も、彼女は舞台挨拶できないんじゃないかと言われたぐらいだった。
弟の事件なのに、なぜ彼女が？って思うけど、
身内の不始末はどこまでも身内全員の不始末。
それが韓国社会だそうで。
あと、彼女の家庭がエリートで裕福な軍人一家だというのが貧しい大衆の妬みを買ったという説もある。
そう、妬み嫉みが大きいんじゃないの？
※裁判は起訴猶予で終了したそうです。
さて、映画の話なんだけど、
ミン・ジャヨンはどうして愛してもいない監督と結婚したのかしら。
青春の苦い過ちなんだろかね。
もしもあの頃に戻れるなら。
建築学概論とおんなじパターンじゃんか。
大人になった二人が若い時のイメージを継承してなくて、感情移入するのに少し時間がかかっちゃった。
そこが少し残念。
でも、いい映画だったな。
焼けぼっくいに火がつくって展開にならなかったから許す。
青春は苦く切ないもの。
過ぎ去ったそのままでいいのよ。
それが、セシボンなんだから！
チョン・ウィギョン
ハン・ヒョジュ
チョン・ウ
キム・ユンソク
キム・ジェウク
