あらすじ:地下鉄運転手マンスと教授と道ならぬ恋をして苦しんでいる大学講師のハンナ。京義線で交差する2人の出会い。
※ネタばれあり。
むむむ…
評価に迷うわ…
内容は不倫の話だったんだ!?
あたし不快なんだけど(すみません。好きじゃないんです)。でも、全体としてみると、生きることが主テーマでもあるのよね。
うーむ。こうなると評価が難しい。
なんであの女の子は鉄道自殺なんかしたのかね?意味不明。
突然出てきた、ホテルでのエロチャンネルは何の意味があるの?(苦笑)
めっちゃ笑えるんだけど~
ソン・テヨンさん、化粧とったらやばいかも。
入浴シーン、まじやばいわ。
ブス入ってました・・・
で、映画なんですが、
最初から地下鉄が走るだけのシーンが続く。
地下鉄マンの淡々と勤務シフトをこなす日々、
長い地下トンネルを地下鉄が行き来するだけのモノポリーな描写。
大きな鉄の車輪が闇をつんざく音がし、緊張と単調が交差する。
ささやかに毎日を生きてきた地下鉄マンの、不安と寂しさが会話の中に見え隠れする。
他に行く場所もなく、この世界でしか生きていけない、そういう人間がたくさんいる。
彼もその中の一人。
目の前のレール以外に進路を変えることはできない。
いつだれがこの鉄の塊に飛び込んでくるか分からない。
その恐ろしさを抱えながら、地下鉄を走らせることしかできない。
映画を見ながらため息をついたわ。
そうよね。人生はあまくないよねえ。
簡単に仕事を変えるなんて、できないよねえ。
マンスは鉄道自殺の傷心から旅に出て、大学の教授と不倫している大学講師のハンナと京義線で出会う。ハンナも道ならぬ恋にずっと苦しんでいた。
大げさな言葉は要らない。
ただ、静かに泣くだけで、お互いの苦しみを分かち合う2人。
映画はなんの波乱もなくたんたんと終わっていく。
人生はこんなものだとでも言いたげにね。ふう。
なんだか静かで深くていい映画だったなあ…
こういう映画って、傷ついて前が見えなくなっている人にしか
分からないんだろうねきっと。
最後に、電車の運転手って、カップにオシッコするのね。
手は洗わないのね…
日本もそうなのかしら。ぎょぎょぎょでした。